「オキシジェン」メラニー・ロラン主演作をNetflixで視聴。(2021/5/12配信開始)
極低温ポッドで突然目覚めた女性、エリザベスが医療AI音声ガイダンスを使って脱出を試みるソリッドシチュエーション・スリラー映画。
一体、自分が誰なのか？過去の記憶もほとんど無く、ポッド内の酸素残量が少なくなる中、刻々と迫る死への恐怖。AIとの会話や調査から明らかになる自分の存在。
中盤、極低温ポッドが引きの映像になり、1万体ものポッドが配備された巨大宇宙船の画が彼女の瞳に収束される映像美が素晴らしい。
終始、エメラルド・グリーンで統一された美術や画面デザインも美しい。
AIのミロ、聞いてない事までまぁよく話す(笑)何かあれば「鎮静剤を打ちますか？」都合が悪い質問には「理解できません」の一点張り。
メラニー・ロラン様は何故この映画への主演を承諾したのだろうか？
終始、顔面アップで露わになる目尻の小皺、額のシワ、下顎からのアップ等々、女優なら絶対に避けたい演技は、本来の彼女の美貌まで剥ぎ取る結果に…。(メラニー・ロランが誰だが判別不能に撮影されている)
当初はアン・ハサウェイ、ノオミ・ラパスが主演候補だったところ、回避したため、最終的にメラニー・ロランに白羽の矢が立った模様…。(女優ならあんな至近距離で撮影されたくないよな…)
設定、脚本、映像美、A.アジャ監督のキャリア等から出演を決めたのだろうが腑に落ちない。
