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明日への地図を探してのoden8のレビュー・感想・評価

明日への地図を探して(2020年製作の映画)
4.0
自分が、主人公の年齢に戻り…彼らの様な体験ができるとしたら。何をするんやろうか?

主人公が映画&漫画好きの時点で、応援するっきゃねぇ〜💕www
SWのワードが出てくる度に、彼とお話ししたくなってまうやん。
ちらっと漫画が見切れた"東京ゾンビ"とか、監督さんよ…どういう網の張り方とセンスしてんすか〜ぁん💕ってなってまうよね〜。

エンドレスに、その日がやってくる。しかも経験値は積み重なっていく。
この年端の至らぬ頃にしか、思いつかない貴重な発想。その発想を行動に移し、経験することにより得られる人生の発見。
やり直しが効くから。したいことを、躊躇なくできる無敵さと空虚さ。
それは、やり直しの効き辛い人生とは一味違う…はちみつレモンの味。甘味と酸味の狭間で、"大切にしたいこと"を知っていく。完成されてへんからこそ、放つことのできる美しさ。その瑞々しさに癒される。
心の地図をアップデートしていく時のワクワクドキドキ感と成長感って堪らんよね〜。
誰かが書いた地図ではなく、自分で書くことに意味があると信じたいよねん。

この年代特有の…周りと距離が近いから感じる、ギラギラやザラザラした焦燥感。それと、相反するけど同居している"おれだけだせぇい"という特別感。なんかも、伝わってくる気がしちゃう。

ビ·アンビシャスな冒険者であり、センチメンタルジャーニーの様な漂流者でもある。
今はまだ心の地図が未完成だったとしても、思ったように 感じたように進んで。君色の君尺度で書き変えたり、書き足せばいいのさぁ〜ん。

"人生の尊さ"なんてのは、10年遅れぐらいで本当の味が分かる気がするよねん。

無限の時間の中で感じた"奇跡"の素敵さに。有限の時間の尊さと重さを感じる。

Cast(役者·キャラ) 3.5
Story(物語) 4.5
Architecture(構成) 4
Picture(画) 4.5
Acoustic (音) 3.5
22-400
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