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王手のptomoのレビュー・感想・評価

王手(1991年製作の映画)
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半年くらい探してたこの映画!
取り寄せてもらってようやく見れました。

冒頭からなんともかっこよかったんですけど、ピース缶の中の札束をかけるシーンに思わず「かっこよすぎ〜!!!」って声が出ました(ひとりで見ましたけど)

同じこと書いてる人がいてびっくりしましたが、飛田と龍三はピンポンのペコとスマイルの関係に少し似てましたね。龍三のビジュアルがスマイルっぽいのもありますが。
それとちょこちょこ吹き出してしまうような笑わせどころが愛おしい。
飛田の扇子の揮毫がいちいち面白い。

存在自体は知ってはいましたが、天竺大将棋?魔訶大大将棋?での修行は圧巻でした。聞いたことのない名前の駒、見たことのない駒の動きで、なんじゃこりゃ〜!って感じ。現代でもあんな平安時代の将棋で勉強する人いるんだろうか?
というか現代でもあんな破茶滅茶な将棋指しいるんだろうか?

赤井英和の横顔が都成竜馬四段に見えなくもなかったり、矢倉名人役の坂東玉基が谷川浩司九段に見えなくもなかったり、あっ、師弟対局みたいジャン〜!って内心盛り上がりました。

うっかり(乙女的に)キュンとさせられてしまったシーンもありました。
アホにつける薬はあらへん!
ここにある!
からのキスシーン。
ああああ〜!ってなりますね。

頭がぶつかるんじゃないかと思うくらい前のめりで盤に向かう姿、考えすぎて鼻血がでちゃうシーン、立て膝での対局(こんなお行儀の悪い対局は見たことなかった)とても良かった。冒頭で盤をひっくり返しちゃうのも、オイオイオイ!(笑)ってなった。神聖なものとして見てたから(笑)

くそみたいな文章ですみません。自分用メモです。また見よう。
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