アルパカメタル

AGANAI 地下鉄サリン事件と私のアルパカメタルのレビュー・感想・評価

2.0
キツかった...。
最初っからきつい関西弁で荒木氏と話す監督を態度を観て関西弁アレルギーが出た(関西出身、関西在住なんですがほんとに横柄な関西弁が苦手で)。
はっきりしたONを録るという作為はあるんだろうけど荒木氏に何度も何度も「え?」と聞き返すのもめちゃくちゃ不快だった。話が全く入ってこないレベルで終始不快だった。

被害者なら何をしてもいいのか?加害者なら何をされてもいいのか?
被害者と加害者の邂逅からサリン事件を浮き彫りにするという狙いなんだろうけど、この構図では被害者目線の話、加害者目線の話しか生まない。荒木氏自身もかつて信じたオウムにこの期に及んでも縋ってるだけで、この映画の中でもブレブレなのである。被害者の俺がオウムの人間を追い込んでやったぞ!っていう風にしか見えないんだよなあ。もちろんサリン事件の被害者であることには変わりないんだけど、うーん...。