公開をずっと待っていたがタイミングを逃し横浜での上映が終わる前にやっと観に行けた。どうしても『A』『A2』と比べてしまうがこちらは違った視点で撮られていてとても興味深く観た。アレフの施設内、食事の紹…
>>続きを読む本質は荒木氏が幼少期にいたという祖母の実家近くの駅を訪れた時に流した涙にある。これを撮ることが出来ただけでも価値があるのではないだろうか?オウム事件に関与しようがない事件直前の出家であったこと、京大…
>>続きを読む加害組織の人間と被害者。こういう捉え方をするべきではないかもしれないが、ときに『バディもの』の雰囲気さえ漂っていた。涙を流したり、石を投げたり、少年のように笑ったり……だが核心に迫ると、荒木氏は口を…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
これは荒木さんを観るドキュメンタリーではなく、阪原さんを観る映画であったと思う。
荒木さんは終始上辺でしか答えないし、阪原さんの気持ちを満たすよう常に演じてる。
結局、荒木さんという人間は自分…
@ 第七藝術劇場 33
「あがない」でありお互いの立場を最大限に使った「たたかい」の映画だった。意地悪な書き方をすると、オウム(現アレフ)を潰すために荒木氏を利用したのではないかとも思っている。
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荒木氏は地下鉄サリン事件の考察を避けたまま現在に至る。そこに彼の自尊心が揺るがなく残されている。彼は事件を知らなかった、関わりはなかった。しかしテロ集団として社会からの糾弾を受ける現実から隠れている…
>>続きを読む地下鉄サリン事件の被害者である映画監督が、加害者であるオウム真理教・現アレフの広報部長と対話の旅に出るという挑戦的なドキュメンタリー。
ふたりとも丹波地方にルーツがあり、母校は京大、世代も同じで因縁…
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