贖うこと。
重圧の114分。
森達也の『A』は教団内部に入り、なるべくフラットな立場で描写した。
でもこれは当事者の話。
当事者にしか言えない言葉や、当事者同士でしかできない会話がある。
一…
監督ご自身が地下鉄サリン事件の被害者。20年以上経った今も、後遺症やPTSDに苦しんでおられるとのこと。
監督が乗っていた日比谷線でサリンを散布した実行犯、豊田亨元死刑囚は、私と高校の同級生だった。…
このレビューはネタバレを含みます
4月28日に一度目を見て、5月14日(偶然だが、本作の「主人公」の一人である荒木氏の出家記念日)に京都シネマ初日に2度目の鑑賞。2回見たことでこの映画に対する感想が多少変わったので、ネタバレ込みで以…
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こりゃ、なかなか面白いドキュメンタリーですよ
オウム被害者とオウムの後継団体がゆっくりと対話をしていく
でも、この映画の肝は被害者の攻撃力だと思うのです。
こういった事件、被害者は泣き寝入りせ…
この手法が適切かというと疑問があるけど、被害者の方の事件との向き合い方はそれぞれ尊重されるべきなんだろう。
お互い打ち解けることなく(当たり前だけど)緊張感が保たれたまま、たわいのない話から事件の核…
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