がんがん

ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカットのがんがんのレビュー・感想・評価

4.7
上映時間まさかの4時間…

ですが、体感4時間でした!

…なんやそれ!


だいたい体感20分、とかすぐに体内時計がバカになりがちなわたしなのですが…4時間の映画は初体験。めちゃめちゃ面白かったですが、さすがに体感20分とはいきませんでした。4時間は普通に長いわ。

ですが、最高!最高にジャスティスしてました!ジャスティス!!

クソおもんなかったジョス版の存在を指パッチンして無かったことにしてほしいレベル。ザック版を正史としてDCEUに組み込んでほしいレベル。

Blu-rayを待ってられなかったのでデジタル配信版を購入してしまいました。iTunesで購入しましたが、ドルビーアトモス、ドルビービジョン、4K対応なのでうちのしょぼいテレビモニターで観るより、iPhoneで観る方がめちゃめちゃ綺麗でした。発色が凄まじい。

なによりまさかの全編IMAXフルサイズ画角、まじであたおかですよザックスナイダー。ほぼ四角形の画角がエロすぎるでした、これは。アングルが全部神。

これはIMAXレーザーGTでいつか上映してほしい…ノーランの自宅IMAXスクリーンで本作をザックと一緒に観たとか。仲良すぎ(一応ノーランはプロデューサー枠でクレジットあり)

冒頭10分間の映像を公式で配信してくれてますので、気になる方はどうぞ。

https://youtu.be/TWPjuMaOfjo




以下ネタバレありで、スナイダーカットの素晴らしかったところをつらつらと…








ジョス版で唯一好きだったシーンが…

①ワンダーウーマンが冒頭に手甲で弾丸を弾くところ
②ワンダーウーマンが空中で剣をフラッシュに、ちょんってしてもらうところ
③スーパーマンが流し目でフラッシュの動きを捉えて、フラッシュがガチビビりするところ

以上しかなかったのですが、やはりこれ好きなシーンは全てザック撮影分でしたね。


ジョス・ウェドンが監督したアベンジャーズ1、2は映画としてはクソだし、一連のモラハラ、パワハラの件が事実だとすると…二度とマーベルに、映画界に関わって欲しくないと思ってます。

ジョス版ジャスティスリーグはただの劣化アベンジャーズにしかなってない上に、編集が本当に酷かった。

サイボーグ役のレイ・フィッシャーはスナイダーカットでは主人公ばりに、かなり焦点を当てられていたので、ジョスの差別的配分とも思えるジョス版でのカットの少なさは本当に酷かったことが改めてわかりました。

気になる方はこちらどうぞ。真偽の程は不明ですが…

https://www.google.co.jp/amp/s/www.moviecollection.jp/news/72335/%3famp


そして、出ると噂されていたジャレッド・レト版ジョーカー。完全にこれ汚名返上でしたね。ほんの5分も出てなかったはずなのに、最後に全部持っていかれました。マリリン・マンソンにしか見えないところとかも最高。

歴代ジョーカーイチのかっこよさだったかも。スーサイド・スクワッドのレトジョーカー結構好きなんですけど、あれだけ酷い扱いでジョーカーの中で一番人気なくて。チンピラとか言われる始末。

しかしジャスティスリーグ版レトジョーカー最高でした。レトジョーカー目当てだけでもスナイダーカット観るべき価値があるレベルでした。贅沢を言うとバットマンとバトルするシーンも観たかった。


エンドロールに流れたハレルヤはきっと亡き娘さんに送った鎮魂歌だったと思います。

6章構成だったので、まるで重厚なドラマを6話分観たかのような、恐ろしくも凄まじい満足度でした。

本当に素晴らしいジャスティスをありがとうございました。
がんがん

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