ぐっさん

ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカットのぐっさんのレビュー・感想・評価

4.4
デジタル配信レンタルにて鑑賞。ブルーレイ&DVD発売は2021/6/25です。

 2017年に公開された「ジャスティスリーグ」。当時、制作中にザックスナイダー監督の娘さんが亡くなってしまったことで監督は途中降板となってしまい、大幅に脚本が変更となって公開されました。
 しかし、アメコミ大好きザックスナイダー監督の変更前の脚本内容を知った多くのキャスト・スタッフ・そして作品ファンがぜひこれでやってほしいという声が多く広がり、再編集・追加シーンを制作して、ついに2021年3月アメリカ大手動画配信サービス「HBOMax」で、日本・中国以外の国で配信、そしてついに2021年5月日本もデジタル配信先行で公開されました。

 つまりこの作品正しく言うと、

「ジャスティスリーグ:本当はこういうことを描きたかったんですよぉ~バージョン」

と言えるほどの、前代未聞超豪華4時間の超大作「ジャスティスリーグ:ザック・スナイダーカット」を、過去の長編作品鑑賞の経験を生かして内容を理解するためと、疲労のことを考え自分のペースを保つため、先週2時間そして、昨日残り分(メイキングもあるので合計約4時間25分ぐらい)を鑑賞し無事完走することができました。(エンドロールの時には頭の中では「サライ」が流れていました(笑))この2週間、間にるろうに剣心ザ・ビギニングも、またいだので大変でした(笑)

ズバリ言って

おもしろい!!

そして、

劇場公開版より好き。カッコいい!!

そして、

疲れた!!!

 「お~、ディレクターズカット版公開かぁ~。4時間あるから、ドラマみたく小分けにしてくれるのかなぁ~、そしてちょっとレンタル料金安くなるのかなぁ~?」と思っていましたが、フタを開けてみればぶち抜き4時間作品(笑)
 でも、第1章、2章とかキレイに小分けして描かれていたことはありがたかったし、見やすかったストーリー構成はありがたかったです。
 内容も劇場公開版は楽しんでもらえるように、エンターテインメント感満載だったけども、今回はガラッと変わって各キャラの戦いへのいろいろな思いや葛藤などが細かく描かれた重厚感満載のドラマ性と、ザック・スナイダーらしいお得意の演出、そしてアクションもハラハラドキドキで楽しめてこれぞまさに、大人向けアメコミ感が帰ったきたぁ~と言わんばかりの素晴らしい作品でした。

 劇場公開時のシーンもあるけども、オープニングから全然違うシーンが出て、結末はこうだとわかっていても、この後こういうことがあってさらに、あの大人気キャラも追加キャラとして登場した時には、私も「いよぉっ!!待ってましたっ!!」と声に言いたいほどおススメ(いや、オスス)のシーンなので注目していただきたい。
 さらに全編画面が4:3(地上波アナログ放送を知っている人はすぐわかる(笑))なので、アクション好きの人には物足りない迫力感かもしれないけど、内容の質はいいので大目に見ていただきたいと言わんばかりの展開も見どころですぞ!

 もうはっきり言って、とにかく長いです。でも、アメコミファンも飽きさせないほど見どころはおてんこ盛りです。一気見もいいですが疲れます。音楽ライブ鑑賞好きな人は問題ない長編ですが、でも疲れます(笑)(レンタル料金2回分払っちゃいました(笑))
 自分のペース配分でじっくり見たい人はぜひブルーレイ&DVD購入をおススメしますぞ。(こっちは2枚組なので、見やすくなってます。)

 楽しませることと映画が大好きだからバンバン追加して公開した作品。ぜひ、映画好きの多くの皆さんはぜひ見てもらいたいおススメの超大作ですぞ!!
ぐっさん

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