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ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカットのZUSHIOのレビュー・感想・評価

4.8
従来の劇場版より遥かに面白かった。
4時間あったが、きちんと物語を構築している、ザックスナイダー版の方が短くすら感じた。
『ジャスティスリーグ』は、体感の時間とは物語に入り込めなければ、相対的に長く感じるが、きちんと物語に入りこめれていれば、実際の時間の長さが長くとも短く感じるのだということを証明する優れた教材となった。
特に、従来版で「誰?&浅!&ネーミングそのまままやん!」でお馴染みだった「サイボーグ」の物語が特にザック版ではしっかり掘り下げられており、ザック版の『ジャスティスリーグ』はサイボーグことビクターの父子の物語とすら言って良く、ビクターの活躍に激胸熱になった。
やはり、ワーナーは商業主義や上映時間の都合に拘らずに、休憩時間を挟んででもザック版で『ジャスティスリーグ』を上映していれば、MARVELと双肩を成しながら、シリアスさ・ダークさ強めのユニバースをしっかりと構築できたであろうことを思うと惜しまれる。
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