イエロージャケッツみたいな始まり方で最初作品間違えたかと思った(笑)
最初らへん、ハラスメントに対して引き攣った笑顔で対応する女子が何人かいたけど、
「嫌ならはっきりした態度を取れ」と言われても簡単にそうできない理由を作ってるのも男なんだよな…と思ったり。
(ここでいう男はそういう行動や言動をする男性のことです。他意はありません。)
あと女子に反対する女子の中にも厄介な人がいるのも現実。
「闘い方を知ってたんだね」
確かにこれって何かを起こすのに慎重になるポイント。でも闘い方を知らなくても守るための行動をすればそれが闘い。
「女性の問題だから」発言を聞いて
いわゆる"女性の問題"は大方"男性に問題があって"生じてると思うんですが?
っていううんざりするほど、もう何回女性が思ったかわからん言葉が浮かんだ
思っただけじゃなくて実際言われてきたことだと思うけど。
って思ってたらケイトリンが言い返してくれた(笑)
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ただ負かすことが全てみたいになったり、自分たちの目的を遂行するために人権や公共物を侵害するのは絶対に違うし許されるべきじゃないけど。
現実のムーブメントでも起きてるの見ると悲しくなる。
"ルールのもとで"。
日本にいるからそう思えるのかもしれないし、実際に過去に何かが変わった歴史を見ると、ほぼ100%犠牲を払ってる。だから甘いと思われるのも頷ける。現実は綺麗事では片付けられない。
それでも、何事も配慮を忘れたら終わり。
人にはそれぞれ事情があるし、何か動くときにそれを人に強要するのはもってのほかだし、動かない人を非難するのもあってはならない。
視野を広く持ってこそ、支持を得られると思う。
片側からでなく、多角的に見なければ。
一点集中で身勝手な行動や言葉を並べてしまえばそれはまた別の差別になる。
どんな思想を持っているのか、活動や発言の記録は将来まで残るし、その影響力は計り知れない。人が自分や周りの身を守ろうとするのを"臆病"だとは思わない。
だからこそ恐れず立ち向かっていく人たちの勇気はすごいし、クラウディアのように自分なりのやり方で応援したいという人もたくさんいる。
革命って、ムーブメントってその大小に関わらず当事者だけが頑張っても限界がある。
何かを変えるのは難しい。
特に歴史上作られてきた"社会的"問題は。
別に覆したいわけじゃない、平等にしたい。
意識を変えたい。
その想いが届くのには時間がかかる。
でも、難しいけど不可能じゃない。
人を変えるのは人の想いだから。
人を信じて声を上げるしかない。
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クラウディアが停学になった理由がわからんかった😇経緯があんまり詳しく語られてなかったけど庇って停学になる流れとは…
多感な16歳の少女と母親の喧嘩シーンは
言葉の並べ方とかテンポ感とか息遣いとかめちゃくちゃリアルで
過去の自分思い出してしんどくて泣いた。
10代の迸るエネルギーをしっかり感じる映画でした。