突然ですが、皆さんは映画の主題歌について、どのような考えをお持ちですか?
え? 私? 私はですね、観賞後の余韻に浸るためにあると思うんですよ。と言うか、今回その重要性を激しく実感しました。
映画とのタイアップって、失敗の許されない一大事業のように思うんですが、実際、主題歌って映画制作のどの段階で、作曲を依頼するものなんでしょうね。撮影も編集も時間のかかるものだから、最終段階で依頼しても、別にもういいじゃんって思うんだけど。映画を見せた後で「さあ、これに合う曲作って」てな感じで。
主題歌、星野源と知った時点で、一抹の不安がよぎったんですよ。だって彼、ポジティブな曲が多いじゃないですか。CUBEの主題歌を、どうしても想像できなかったんです。ドラえもんとは訳が違うんですよ。
ーーと、本題の映画レビューが完全に置いてきぼりですが(念の為、私は星野源好きです。詳しくは、箱入り息子を)、内容はオリジナルをほぼなぞる感じだが、オリジナルには遠く及ばない。
著作権の関係かは分からないが、新鮮さに欠ける。CUBEの醍醐味は、脱出ゲームのような謎解き要素だと思うのに、オリジナルを知っていると、全然ドキドキしなかった。
初見の人が、どのような感想を持つのか気になります。