うみんちゅ

CUBE 一度入ったら、最後のうみんちゅのレビュー・感想・評価

CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)
3.0
CUBEの世界はちゃんと作られてたし、基本的なストーリーはオリジナルに沿ってた。ただ、キャラは完全に沿ってるわけではなかった。まぁそこは日本版ということで別に違和感なかった。ただやっぱり、あのキャラはこいつかぁっていう見方をしてしまうから、今から見るのであればそこは一旦考えへんほうが見やすくていいかも。最初の柄本時生の死に方、CUBEすぎるか。数が少ない系の映画は一人一人の役割が重要になってくるねんけど、みんなの中の和田アキ子は「君は何をされてる方なの?」と言いたくなる人物がおると思いますが、それは正しいし、それが伏線です。非協力的すぎるし、明らかに変です。んで岡田さん、あれは序盤からフリすぎです。このCUBEは、感情によって部屋の色変わってトラップ出るみたいなのとか、トラップあるはずやのにトラップが発動しやんみたいなのあるけど、誰かが操作してるの丸出し。楽しんでるのか、選別してんのか知らんけど。んでなぜここにいるのかの意味を持たせがちよな。できればあのバックボーンのシーン、全部見せんくてよかったかもな。たぶん今の日本人は全部が謎のまま終わるのは納得しやんって判断なんやろうけど、この映画は謎のままでよかったかな。まぁCUBEの存在はちゃんと謎のままでよかった。あのオチは、好きです。んで源さんは、最高でした。

「昔観たカナダの映画であった、いかれた箱で殺されてゆくだけ」
また次の作品レビューで、ほなっ。
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