後見人制度を悪用して老人の財産を奪うことを生業にしている女性がややこしい相手に巡り合う話。
ロザムンド・パイクが張り切っていていい。楠田枝里子のような髪型。
ベッドに載せた黄色いハイヒールがいかす。
ただ肝となる後見人制度の恐ろしさが最初に説明されてから、そのことが頭を離れず、主人公に対する不快感が消えない。
コメディとしても笑いにくい。
ブリトニー・スピアーズの父親の話とかきくとなおさら。
何度かの絶体絶命の危機がどれも相手方のミスで回避されるのは、もう少し捻っても良かったのでは。
原題はI care a lot 、こういう邦題の微妙な改変は、本当にマーケティング上の効果があるものなんだろうか。
