ちょうど後見人制度の問題についてネットで読んだところだったので、とても興味深かったです。老人を食い物にしてるのは特殊詐欺だけじゃないんだなあと。
キャスティングがとてもいいですね。ロザムンド・パイクはこの手の金満悪女を演らせたら右に出る者はないんじゃないかとw
恋人役の女優さんも可愛かったし、ダイアン・ウィーストの存在感はさすが、って感じ。
最初は上品で弱々しいお婆さんっぽいのに、ロザムンドを睨みつける目つきは完全に人殺しの眼差しでした。
息子でロシアン・マフィアのボスも、あの身体だけに余計に不気味な雰囲気がよく出ていたと思います。
ちょっと引っかかったのは、秘書兼恋人の彼女が、本物のジェニファーが生後間もなく死んでいるとロザムンドに告げるシーン。
40年も秘密になっていた事を、いったいどうやって突き止めたんでしょう?
悪徳後見人🆚マフィアのやりつやられつの攻防戦はすごく面白かったです。
ラストはまあ、ああやって終わらせるしかなかったのかなと思います。