このレビューはネタバレを含みます
【soutaの映画つぶやき No.967】
"パーフェクト・ケア"
法定後見人のマーラは、多額の資産を持つ老人に目を付け 医者や裁判官と結託し資産を搾り取り悪徳儲けていた。しかし次なるターゲット ジェニファーをめぐって不穏な出来事が起こり始めるが、、
よくある 狙った相手が悪かった、因果応報を食らうなんて展開を予想していたらそれを見事に裏切られてしまう。後見人で儲けるという手口が既に恐ろしくて笑えないはずが、エンタメとして成立してて凄い。最後までゾクゾクした…面白い!!
善の心なんて微塵も持ち合わせていない登場人物全員がクズの極みなのは勿論、ここまで清々しく何にも屈しない主人公も珍しい。流石"ゴーン・ガール"で妻を演じたロザムンド・パイク、、あまりにハマり役過ぎた。悪徳アメリカン・ドリームを掴んだのも束の間、あまりに呆気ない最期なのも良い。
