後見人制度の怖さを教えてくれる映画でした。
近所のレンタル屋で新作落ちしていたのでDVDにて視聴。
元ボンドガール、「ゴーン・ガール」で脚光を浴び、「プライベート・ウォー」など社会派の作品で強い女性を演じ続けているロザムンド・パイク主演。
ただ、Filmarksでも評価の高い作品でしたが、個人的にはいまいちハマらなかった映画でした😥
本作は皆さんが書かれているように、悪VS悪の胸糞映画で、最初から犯人が分かっていて、その上でのやり取りを楽しむパターンの倒叙（とうじょ）ミステリーとして評価の高い作品。
私自身、こういった映画は嫌いではないのですが、胸糞の質が悪いというか方向性が悪いというか、老人を施設に押し込めて大金を得るっていう内容がどうにも気分が悪く、最後の衝撃展開を見ても解消することができませんでした。
おそらく、本作ではこういった後見人制度を悪用したビジネスを明るみに出すという社会的な側面もあると思いますし、ロザムンド・パイクの怪演とよく出来た脚本で、映画としての完成度は高いと思いますので、個人的に合う／合わないの世界なのかなと思います。
興味深いのがIMDbでのスコア分布で、通常は最も多い評価の前後がなだらかな山形🗻になるのが普通ですが、この作品は最も多い評価が10段階で7，次が前後の6，8で、次がなんと1。
7…26.3％
6…19.5％
8…14.9％
1… 9.9％
良い映画か悪い映画かは抜きにして、私のような感想の人も多かったのかな、と思いました🤔
参考：
I Care a Lot (2020) - User ratings - IMDb
https://www.imdb.com/title/tt9893250/ratings/?ref_=tt_ov_rt
ということで、評価が難しい作品なので標準の3.5としました。
◇
ちなみに、日本でもこのような後見人による不正行為があるのかChatGPTに聞いてみたところ、結構あるそうで、いくつか実例を教えてもらいましたのでご参考まで。
・「後見人に10億円の損害賠償命令」（2019年7月、福岡県）
・「障害者の養護施設で虐待事件」（2020年1月、埼玉県）
・「後見人による高齢者の財産横領事件」（2021年3月、東京都）
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2023年 Mark!した映画：106本
4以上を付けたのは14本
4.2 スリー・ビルボード
4.2 インビジブル・ゲスト
4.1 エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
4.1 ブレードランナー 2049
4.1 NOPE／ノープ
4.1 ベイビーわるきゅーれ
4.0 ザ・コンサルタント
4.0 サイド・エフェクト
4.0 ヘルドッグス（邦画）
4.0 ブラッド・ダイヤモンド
4.0 灼熱の魂
4.0 ANNA／アナ
4.0 ある男（邦画）
4.0 ニューオーダー
