ぱわぁー

たゆたえども沈まずのぱわぁーのレビュー・感想・評価

たゆたえども沈まず(2021年製作の映画)
4.0
オンラインの上映会で鑑賞。改めて災害について考えさせられました。
(かなりの長文になりますが、是非読んでほしいです!結構ガチで書きました!)

 11年前、僕は幼稚園児でした。地震発生時は車の中にいて、外に出てから地震のことを知りました。当時、数日の間ずっと津波の映像などがTVで流れていて、母親がずっと観てました。

 小6のとき、子供会の活動で防災カードゲームを体験し、中学生から防災活動を行い始めました。防災のカードゲーム作ったり、仲間と一緒に講演会開いたり、小学生向けにイベント開いたり、意外にも色んな活動してきました。(現在もまだまだ活動中です!)

 というのも、数年前、親戚で自衛隊の方がいて、お話を聞く機会がありました。その方は宮城に住んでいて、家族もそこにいたそうです。幸い、家族はみんな無事で、家も被害なかったそうですが、自衛隊なので、災害救助に向かいました。いつ余震が来るかもわからない、誰も想定していなかった状況で、多くの方を救助したそうです。

 家族は配給で生活をしていて、水は1人1リットルなどの日もあったそうです。その方は5人兄弟のため、量は充分でしたが、2人で住んでるご老人の方などにとっては少ない量です。

 その時言ってた大事なことは「やっぱり備えておくこと」です。防災バッグ、避難経路など、知ってて損はないし、「備えあれば憂いなし」がまさにその通りです。

 知ってましたか?よく市販の防災セットに入ってる「非常用アルミシート」、実はあんまり意味ないんです!あんまり暖かくなんないし、寝る時に使うと汗かきすぎて大変なことになっちゃうんです。

 他にも話せば色々あります。ホイッスルとか、吸水性ポリマーとか、いくらでも書けます。何が言いたいかっていうと、
"ちゃんと自分が使うものを用意しろ"
ってことです。入れてても使わなかったり、使っても意味ないものはあってもしょうがないです!用意するときは自分でしっかり調べてからにしてください!(重さとか大きさとかも!)

 でも、調べるのって結構大変です。キリ無いんで。だから僕は防災バッグに関するカードゲームを作りました。まだ試作段階だし、完璧ではないですが、今後はどんどん広めて、皆さんの役に立つことを目指します!

 ここで今作の感想を書きます。今作では、災害発生時のようす、そして被災者の今を現地のテレビ局が撮影したものがメインになってます。

 テレビとかでは観たことのない、リアルな様子があり、自分の無知さを知りました。知ってた気になってました。津波の大きさや速さ、逃げる人の様子、一つ一つが胸を打ちます。
 避難所の方のインタビューの中で「生き地獄だ」「何もかも無くなった」などの言葉がありました。まさにその通りだと思います。そのリアルなところをちゃんと見せれるのがドキュメンタリーであり、映画の魅力だと思います。

 地元のテレビ局だからこそ作れた作品、絶対見て欲しいとは言いません。ただ、知ってほしいです。当時の様子、防災のこと、今のこと、少しでも、誰かの役に立つことを願います。

 ここまで読んで下さった方、本当にありがとうございます!ここで一つ、当時のことや防災についての体験談等、なんでも構いません。コメントで教えてほしいです!今後の活動につなげていきます!
ぱわぁー

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