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獅子座のアガナシInOUsのレビュー・感想・評価

獅子座(1959年製作の映画)
4.8
中盤から、ヴァイオリン曲(現代作曲家ルイ・サゲールの無調音楽)が流れ始め、パリを放浪し始めて以降、あたかもサイレント映画に紛れ込んでしまったかのような、身体性(持て余した浮浪の、寓話のような)があったんじゃないか。

勿論、友人らがバカンスから帰還するように、彼もサイレント映画から帰還しようとする。しかし上手くいかない。浮浪の身体(道化)は続き、街の見せ物かのよう(劇団と名乗りだす)。

ちなみに、この映画を観たのは、演劇に関する批評を読むため。
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