黒柴

暗殺・リトビネンコ事件(ケース)の黒柴のレビュー・感想・評価

3.0
うわぁ〜( ̄Д ̄)ノ
少々難解なドキュメンタリーだった。
チェチェンに対するロシア政府が侵攻の口実にたくさんの一般市民を巻き込んだ2002年のロシア高層アパート爆破事件はロシア政府の自作自演であり、FSBの偽装テロだったとリトビネンコ氏の証言から彼自身の口封じの為に命を狙われる。

ん?KGBなら知ってるけどFSBって何?
と、こんなロシアの歴史、文化も知らないから少々付いて行くのに必死でした。
FSB組織犯罪工作つまりロシアの諜報活動を行う組織であり、政治的な秘密警察、政権を維持する為の機関であり、現に暗殺なども手掛ける組織らしい。

こんなスパイ映画のような世界がホントにあるんだと(;゜0゜)
ロシアによって消されたリトビネンコ氏もFSBに所属していたが、喋りすぎた為に毒殺された。映画内では健康な頃のリトビネンコ氏がほとんどで、毒を盛られ体毛が全て抜け落ちた姿はほとんど映らない。
放射性物資ポロニウム210という自然界には存在しない物質を体内にお茶に混ぜて取り込まされ、体内被爆と言う考えられない方法でこの世から消されたリトビネンコ氏
。劇中はロシア人の監督が撮影した為に、ロシアの歴史をさかのぼる感じで撮影されており、少々退屈だったけど、プーチンも当時はFSBの一員だったとの話を聞いて、まさかリトビネンコ氏暗殺を指示したなんて考えたくもないが(;´Д`A
自分にとって北朝鮮の次にランクインするくらい不思議、未知な国ロシアだけど、ホントはどうなの?プーチン君!そっと聞いてみたい(失礼いたしました)
黒柴

黒柴