オムニバス映画「21世紀の女の子」の首藤凜監督作品。
「私をくいとめて」の芥川賞作家・綿矢りさの高校生による禁断の三角関係を描いた同名小説原作。「ジオラマボーイ・パノラマガール」「樹海村」の山田杏奈、「ソワレ」の芋生悠主演映画。
今回のMVPは芋生悠*\(^o^)/*
印象的な言葉「貧しい笑顔」
折り紙の鶴をひらくシーンが印象的でした。
明るく成績優秀で校内では人気者の愛は、同じクラスのたとえに片思いをしている。目立たず、教室でもひっそりと過ごす地味なタイプのたとえは、どこか人と関わりを持つことを避けているように見え、愛はなかなか近づけずにいた。そんなたとえが誰かからの手紙を大事そうに読んでいる姿を偶然目撃した愛は、ある夜、悪友たちと学校に忍び込んだ際、その手紙を盗んでしまう。手紙は、糖尿病の持病を抱える陰気な少女・美雪からのものだった。学校でも目立たない美雪とたとえが密かに交際していることを知った愛の思いは乱れるが、その気持ちを隠して美雪に近づく。そこから愛と美雪、たとえの三角関係が始まるが……。