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悪魔のいけにえ レザーフェイス・リターンズのペインのレビュー・感想・評価

4.3
『ドント・ブリーズ』1作目を大成功に導いたフェデ・アルバレス脚本、製作による『悪魔のいけにえ』正式続編。監督は長髪イケメンのデヴィッド・ブルー・ガルシアが務める。

なんというかキャスティングや、画作りから如何にも"Netflix仕様の悪魔のいけにえ"感はビンビンながらも、オリジナル的完成度を目指すといった志を潔く意図的に放棄したようなテイストで、ある種笑えてきてしまうような突き抜けたゴア描写と突っ込み所溢れる展開がなんとも憎めず愛らしさを感じさせる(バスの襲撃シーンからの怒涛の展開はアガる!)。マイケル・ベイ『6アンダーグラウンド』と並び、今のところのNetflixオリジナル私的偏愛枠の1本。

リメイク版『ハロウィン』(2018)や、それこそフェデ・アルバレスがサム・ライミプロデュースで撮ったR-18指定版『死霊のはらわた』(2012)が混ぜ合わさった趣で今年の上半期ベスト10に入れたい。

また、4年前の『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』で主演し、"エイス・グレード"だったエルシア・フィッシャーが19歳になっており、垢抜けた姿が見られたのも⭕
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