ゆず

プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第2章のゆずのレビュー・感想・評価

4.0
盗まれた"ケイバーライト爆弾"を追うアンジェたちチーム白鳩の活躍と、王子狙撃事件で俄にきな臭くなってきたアルビオン王室をめぐる陰謀の、2つが描かれる劇場版第2章。
前回第1章は「渋すぎる」と評したが、暴走するケイバーライト爆弾をなんとかするところは一転して「派手」と言うべきか。スケール感でいったらテレビアニメの最終話とかが務まる強大な敵でした、ケイバーライト爆弾さん。
まあ、そこまで話を持っていく過程がまた渋かったりかっこよかったりする。

王室の陰謀は第3章への強烈な引きがあって、ヤバイ。
メアリー王女はあれで王位継承権第2位なんだな。プリンセスよりも王座に近いが、王族の重責や厳しいしきたりによってその小さな肩をいつも震えさせているような、可愛らしいが可哀想でもある存在。メアリー王女泣かせる奴は絶許。
そんなメアリー王女のつらさを察して寄り添ってあげられるプリンセスまじプリンセス。この人も物凄い重圧の中でゼロからプリンセスになることを求められた人だから、メアリー王女の苦しみを誰よりも分かるんだね。

なかなかにヤバめなところで終わって続きが心配なんだけど、エンディングの映像見ると癒されてしまう。
ゆず

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