のーん

モンタナの目撃者ののーんのネタバレレビュー・内容・結末

モンタナの目撃者(2021年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

衝撃的な冒頭の始まり。
トラウマを抱えた消防士のハンナ(アンジェリーナ・ジョリー) と汚職を暴き、命を狙われる家族側との様子が描かれたところから始まる。が、話が少し進むまでは?となるところも多かったです。

逃げながら、戦いながら、犠牲を生みながら最後は生き延び、汚職事件のことをニュースに取り上げられる形で終わり、ストーリー自体はサクサク進んだが、その分具体的な内容などがわからず少しモヤっと。「彼」や「あっち」などは結局なんだったのか…もう少し事件のあらましがわかる形だとスッキリできたかなと思います。

個人的に印象に残ったのは、
コナーとハンナが出会い、まちを目指す中でハンナが「相棒」と呼ぶと、コナーより亡くなった(殺された)お父さんが自分のことをそう呼んでいたというので、ハンナは呼ぶのをやめようと言うと、「相棒」って呼んでいいって。ここで、きっとコナーがハンナを心から信用したことを伝えたかったのかなって思った。

あと、個人的にはアリソンが力強く格好良かった。生きようとする力、助けようとする力…
森の中で敵を倒した時、最後の銃声は余韻が残るくらいすごく響いていた。他の人たちが殺されるときとは描写が違う感じがした。
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