『猫のなる木』の題で鑑賞。やっぱりチャーリー・バワーズ最高。
接ぎ木すれば何でも物が宿るといったアニメーション(特に猫ちゃんが生えてくるのがかわいい)が本作のアニメーションの一番の見所だが、本作はそれだけじゃない。
嘘のような世界をアニメーションと実写の融合にて映像化するから不思議な世界を味わっているような感覚が凄まじい(それでも特にバワーズの話が一番ぶっ飛んでるけど)。
ただ『There It Is』といい本作といいユニークで楽しい映像が満載だが、
一方でシュールで狂気を感じるところもある。特にやっぱり足元から苗木が伸びていき男の服の隅々から枝が生えてくる普通に怖くない?
ただそれらも含めて本作の持つ摩訶不思議な雰囲気に一躍かっている部分もありかなり大好きだ。
それにしてもバワーズの登場が大砲に頭を突っ込んでるインパクトのでかい登場なのも本作の狂気を感じさせているのかもしれない。