現実にしてはよく出来すぎている、しかしどこかで共感してしまう私たちの話だった。
これらの3作品は短編小説としても優秀だろうし、1つの話を2時間に膨らますことも可能なんだろうが、ちょうどいい長さで終わらせている。濱口監督が本当に好きなことを楽しんでやっているんだろうな〜と思った。
しゃべくりタイプの映画はエリック・ロメール、ホン・サンスに代表されるんだろうけれど、濱口監督作品はもれなく爆弾を落としてくる。セクシュアリティに関することが多いな。
1話目
ブラックコメディ!ずっと笑ってました、人を深く愛するということは人を深く傷つけてしまう
2話目
言語学者vsハニートラップ
人から滲み出る言葉ってこんなにもエロいのね
3話目
人はあまり人のことを覚えていない
しかし人は時に大きくの他人の人生を変えてしまう