■棒読みだからこそ際立つ、生々しく感じる言葉の力。感情の乗る前の、言葉の、そのままの、意味。価値。言葉にはこんなにも力がある。人を励まし傷つけ勇気づけ、偶然を必然に、想像を現実にする力。
それを信じて大切にしている映画だったと思う。
感情が極力排除されているのに、こんなにも夢中になって観れるのは、すごいことじゃない?
何でもなさそうなことを、結局何でもないままに、よくこんなにドラマチックなお話にできるよなあ〜羨ましいな、頭の中楽しいだろうな
■この映画で2021年の映画鑑賞がしっかり締まりました。来年もたくさん映画を見たい。