焼きそばパン

偶然と想像の焼きそばパンのネタバレレビュー・内容・結末

偶然と想像(2021年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます


2022年 劇場一本目

異なる3本の短編からなるオムニバス映画
3本とも共通してタイトル通り偶然と想像を軸に物語が展開していく会話劇

一本目のタクシーのシーンは女性同士の会話を覗き見しているようなアングルで、ずっと聴いてられるなーってくらい素敵なシーンでした。タクシーの運転手も絶対聴き耳立ててる!!古川琴音ちゃんと中島歩さんの声好きだ〜2人の口論はなんというか見応えがあって、芽衣子の言う通りこの2人にはリズムがあったけど、運命の相手ではないんだろな〜
芽衣子が最後言い留まって、つーとかーの魔法の続きが始まるラストは素敵でした。

二本目の冒頭の留年シーンは今大学四年の自分には他人事には思えなかったし、人生潰されたと思っても仕方ないけど、奈緒さんを利用するのはな〜佐々木はちゃんと嫌いです。奈緒さんの朗読シーンは観ているこっちが恥ずかしくなってくるし、長いし、途中何を観ているんだ?と思ったけど瀬川教授も同じように思っていたみたいで笑った。
2人の謎の時間で終わりかと思ったら、セガワとサガワの間違い…からのバスの中のキス…は佐々木と奈緒さんのその後を想像してしまいます。瀬川教授も元気かな…

三本目はこれまでの二本が偶然からの想像なのに対して、想像スタート。20年ぶりの再会と思いきや…。会いたかった2人ではなかったけど、夏子さんとあやさんの温度感、空気感はとても合ってるなと感じました。詩的な台詞が多かったけれど、2人の世界観でとても素敵でした。最後に名前思い出せて良かった!!その場限りでも友達になっててもどっちでも素敵だな〜

映画館で観れて良かったです。
今年は年間20本は観たい!
焼きそばパン

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