このレビューはネタバレを含みます
些細な偶然も想像力次第で、ハッピーにも地獄にもなり得る。
一話 魔法（より不確か）
想像力を働かせたことで、元カノは二人の幸せと自分の成長を同時に得られた。
二話 扉は開けたままで
彼女は後ろめたいことをしていることを、あの高揚していたメールを送る瞬間忘れていなかったか？最後まで扉を開けたままにして尊重してくれた先生の配慮に想像力は欠けていなかったか。
三話
想像力次第で偶然出会った全く見知らぬ他人と素敵な時間を過ごせる
だれかが、スマホなど通信の進化によって現代は偶然性が少なくなった。だから自分の思い通りにならない予定にないことが起こると混乱し挫折してしまう、と言っていた。
偶然を楽しむことこそ人生の醍醐味。
としたら偶然と想像は、３遍すべてが偶然に起こった出来事を登場人物それぞれが前向きに変化させようと行動を起こす。
元カノは友達と元カレが付き合ったこと偶然をキッカケに元カレとの腐れ縁を切って次に向かう。
不倫がバレた主婦は、そもそも不倫するほどに中途半端な自分を捨て、大学に通うほど自立したい自分を実現する。
同窓会で本当の同級生に会えなかった女性は、勘違いを通じてお互いの同級生を想像して演じることで心の隙間を埋める。
