偶然と想像に投稿された感想・評価 - 562ページ目

　40分ほどの短編は3つ並んだところで初めて大きな意味を持つ。濱口竜介の作品にしては珍しいほど短く簡潔に紡がれた物語はそれでいて1話目「魔法」はどう考えてみても最初に置かねばならない。3本の物語は全…

濱口監督天才。。ベルリン国際映画祭で銀熊賞受賞。海外で先立って上映されていた本作品がやっと日本で解禁。ル・シネマで邦画が上映されるという革命が起きてる。。物語の展開が読めない！予想してなかった面白い…

1対1の長回し、非日常感のある日常会話。『ドライブ・マイ・カー』に続き、上質な舞台映画を観た感じ。席や立ち位置の移動で、立場の転換点を作っているあたりも特徴的だった。
不穏な空気かと思いきや予期せぬ…

『喧嘩しててもリズムがあるっていうか…』みたいな台詞を鑑賞後に思い出す。短編3つとも役者の方の「声」が印象的で会話のテンポにどんどん二人のグルーヴが生まれてミュージシャンの即興セッション見てるような…

こういうものと理解した上で楽しむものだと言われると何も言えないが、シュールすぎて笑いにも到達していないような設定、あまりにも感情を込めなさすぎて台詞棒読みとなっている役者、素人が撮ったようなカメラワ…

俺氏大号泣不可避


一本目の軽さ、ショットの短さが新しい風を感じさせる。ロメールやキェシロフスキの短編のような雰囲気で、これまで「名作だがあまり映画らしくはない長編」を作り続けてきた濱口竜介がヨー…

バラエティに富んだ3本の短編集
たわいのない日常会話から飽きさせず面白く見せるのは脚本がしっかりしてるのと、それをきちんと理解した演者の力が合わさったから。登場人物が少なく物語も分かりやすかった。
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『偶然と想像』シリーズとして全7話になる予定だという。その1-3話。これまでの濱口作品のややシリアスな内容を覚悟して観たが、思いがけず毛色の違う軽快かつ知的なコント3本立てだったので「濱口竜介はこん…

『ハッピーアワー』は未鑑賞、『寝ても覚めても』は同時期公開の『きみの鳥はうたえる』（三宅唱監督）に完敗、『ドライブ・マイ・カー』は良作だったもののそこまで来ず。世間的に濱口監督の評価が高まる一方で、…

素晴らしい。寝ても覚めてもやドライブマイカーも勿論素晴らしいが、ハッピーアワー臭が観る前から漂う今作はやはりその臭いが濃く、それが3つの短編から成り立つこともあり、テンポがよくとても面白かった。役者…