にっきい

99.9-刑事専門弁護士‐ THE MOVIEのにっきいのレビュー・感想・評価

3.3
杉咲花さんにお色気は期待してません。

随分前から予告やってて、法廷劇好きなので楽しみにしてた作品。
因みにドラマ版は未見です。

日本の刑事事件の有罪率99.9%は異常って話し。
これは過去2シーズンのドラマはまだしも、直接的前日談のドラマスペシャルだけは見とけば良かった。
鑑賞後人間関係の設定理解するのにWikipedia読んだんですが、ヒロインの杉咲花さんも、ライバル的立ち位置の弁護士西島秀俊さんもドラマスペシャル、劇場版の新たなキャラ。
そこだけでも知っとけばより理解できたと思います。
season2は弁護士、検事、裁判官の三つ巴だったらしいのでボクの大好きな裁判のシーンも有ったのかも知れませんが、この劇場版では導入部の不里崖殺人事件の裁判の時だけ、メインになる天華村毒物ワイン事件は裁判シーンは一切無し、現場の再現や過去の裁判の証拠の再検証などから、真犯人に辿り着いちゃいます。
裁判で争わないなら主人公を弁護士にする必要性があまり無いような…。
それは探偵の仕事やろ?とツッコミそうになりましたが、実際の探偵は事件の解決なんてしない?w
違法な事を平気で行う南雲(西島秀俊)の娘エリが国際ピアノコンクールで優勝した事により、週刊誌により過去が調べられ、エリの実の親は天華村毒物ワイン事件の実行犯だと報道される。
事実を知りたいエリと過去にエリの父親を裁判で救えなかった南雲から再審の為の弁護を依頼される佐田(香川照之)。
事件の真実を知るために深山(松潤)は忠実に事件を再現してみるのだが…、って話し。
ドラマ版見てた人にしたら当然だと思いますが、予告で見てた以上にコメディ要素高めでした。
リーガル•エンターテイメントと謳ってる割に法廷シーンが無いから、法律で勝負するわけでも無いし。
そもそも今作は舞台になる天華村の住人が事件に関わってるのは最初からモロバレで、検事や裁判官が相手ではなく法律素人の一般人から如何に証言を引き出すか?
なので真犯人に対して言い逃れ出来ない事実を突き付けて罪を認めさせる事話しなので、法廷劇ってよりほぼ推理ものでした。
期待してた内容とは違いましたが、物語としては面白かったです。

これ観た元旦は唯一の正月休みで映画いっぱい観ようと意気込んでたのに、シネコン以外のミニシアターは全部正月休みで休館。
しかもこの週末に公開された新作も普通の週に比べるとかなり少な目。
結局これの前に観た『ぽっぴんどりーむ』と今作しか観るのが無くて昼過ぎには終了。
ドンキホーテでちょっと買い物して、ラーメン食べて帰ってきました。
せっかくの休みなんだからもっと遊び呆けたかったのに!
大晦日にコロナ(ビールです)買い込んだので飲んだくれてやる!w




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2022年1月1日
鑑賞回:10:50〜13:00
劇場名:MOVIX京都
座席情報:シアター④ P-8
上映方式:2D
レーティング:G
上映時間:119分
備考:1200円デイ
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