このレビューはネタバレを含みます
最近世にも奇妙なを見ていたせいか、
哲学的な世にも奇妙なという感じでした。
自分にとって完璧な伴侶がいたらもう他者は必要ないのか、どうなのか。
そしてそれが幸せなのかどうなのか。
いろいろ考えさせられました。
老いてもしひとりになったとき寄り添ってくれる伴侶がたとえAIだったとしても満たされた人生だったと感じられるのか。
むしろAIだからこそ遠慮なく全てを任せてしまえるのか。
登場人物は少ないし、SF的な要素もないのですが、なくはない近未来を感じました。
トムを演じたダン・スティーヴンスの生身のような機械のようなところもよく。
アマル役の人も切なさと葛藤と受け入れる表情など多彩で良かったです。
鹿のシーン🦌はどうやって撮ったのかな？
