Yoshiem

アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイドのYoshiemのレビュー・感想・評価

2.5
タイトルに惹かれてWOWOWで鑑賞。発想は面白いが、所詮はアンドロイド、人間じゃない。それを見誤ってしまうとドツボ。何でもやってくれる、口出ししないアンドロイドはほしい。
一家に一台のロボット、という未来はくるのだろうか?

他のユーザーの感想・評価

ha7ta6

ha7ta6の感想・評価

3.3
“ロボットを伴侶にする”
どっちかと言えばワタシゃ賛成寄り。そりゃクロエみたいな嫁さん見たらなぁ、、、完全に社会と関係を断つわけではないし。

コメディではありませんでした。

このレビューはネタバレを含みます

ラブコメかと思いきや、深くて切ない内容でした。ストーリーは割と淡々と進むが、確実に心に迫るものがあり、考えさせられた。

主人公は、自分から完璧な恋人が欲しいと思ったわけではなく、ただモニターとしてサンプルを与えられた身だったので、一歩引いた目で彼を見る気持ちがよくわかった。トムがひたすら冷たくされて可哀想だったけど、AIなので上手く順応していく過程が良かった。しかし彼を好きになると同時に、孤独感も一層増していく主人公の苦悩にも納得&共感した。本当は人間と恋愛して自分の子供が欲しかった気持ちがあるのだ、と後半わかって余計に。
結末は、ぼんやりさせて終わっていたけど、結局トムのことを廃棄出来ないと思う。
犬

犬の感想・評価

3.4
反対

ベルリンの博物館で楔形文字の研究をしている学者アルマは、ある企業が実施する極秘実験に参加することに
彼女の前に現れたハンサムな男性トムは、初対面にも関わらず積極的に彼女を口説いてくる
そんなトムの正体は、全ドイツ人女性の恋愛データ及びアルマの性格とニーズに完璧に応えられるようプログラムされた高性能AIアンドロイドだった……

ダン・スティーヴンスが“完璧な恋”を仕かけるアンドロイドに扮したラブストーリー

人間とロボット

統計
いろんなプログラムが

仕事について

完璧
上手くいくのか⁉︎

SF
オシャレなコメディ感

雰囲気ありました
waka

wakaの感想・評価

3.0
2023/02/27(月)WOWOWシネマにて字幕で鑑賞。通算624本目。

理想の恋人たるアンドロイドの出現に、思わず戸惑うヒロインをマレン・エッゲルトが好演し、第71回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(主演俳優賞)に輝いた不思議なラヴロマンス。

完璧なAIアンドロイドの共同生活、哲学的で余り好みでは無かった。でも過程が面白い。
山桃

山桃の感想・評価

3.5
ドイツ語ってロボットが話す言語にぴったり。トムとなら一緒に住みたい。
タイトル通りアンドロイドが出てくるんだけど、SFでもコメディでもファンタジーでもなく、淡々としたドラマなのがおもしろい。主人公が地味で現実的な研究者ってのもなんだかリアル。思わせぶりなラストもよかった。
あんなアンドロイドだったらわたしも欲しい。
シネマ

シネマの感想・評価

3.7
ドラマ『ダウントン・アビー』のマシュー・クローリー役のダン・スティーブンスがアンドロイド役のドイツ映画

ダン・スティーブンスはイギリス訛りらしいけど全編ドイツ語会話
ドラマ『ダウントン・アビー』で死亡による降板の後に映画『ザ・ゲスト』(だと思う)を観て、面差しの変わりように「誰?!」と思った時に作り物のように見えたのを思い出した
だから、アンドロイド役にあまり違和感がなかった

掃除、料理、コンピューターのような処理能力…
面倒くさくなくていいじゃん!と思いながら観ていたら、
途中から、なかなか根源的で哲学的な問いを投げ掛けられている気がして、うーん難しい…となった

ドラえもんや長く使っている機械に感情があるように感じてしまう事があるけど(もう買い換え時期なのかもね…と話していたら、直るとか😊)、ヨーロッパ人はあまりそう考えないのかな…と思ったり

そういえば、新スタトレのアンドロイド士官のデータ少佐よりも自然(データ少佐が自分で作り出した娘を亡くすエピソードは号泣した😭)

面白かった
ニーズに応えるようプログラムされたアンドロイド
ミッションは“幸せにすること”

って言いますけど
私の場合、色々とはき違えて
わがまま言いたい放題のただのヤバいヤツとなりそうだわ

ボケが始まり要介護になったら面倒みてほしいかも

このレビューはネタバレを含みます

『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』のマリア・シュラーダー監督・主演によるSFロマンスですね。最近、似たような作品も多いけど、女性が主人公でアンドロイドが男性というパターンの映画を観るのは初めてかも。しかも単なるコメディやファンタジーとしてではなく、将来実際に起こり得ると想定しているかのような、真面目な考察を入れているのも興味深いところでした。

主人公は、新しい物よりもむしろ古い物に興味を示す考古学者の女性という設定で、初めっからこのようなロボットにはあまり興味がなさそうなところから始まる。

そうなると、話のパターンとしては決まっていて、それがどんなふうに彼に惹かれて行くかということだけになってしまうんだけど、まずまず普通に面白く観ることは出来ましたね。最高のセックスを味わうことによって心まで引きずられてしまうのも、女性ならではのリアリティが感じられました。

この女性は、最後までロボットの恋人を持つことには抵抗があったようだけど、もしこのようなロボットが実用化されたとしたら、流行るのは間違いないだろうなあ。私はもう恋人が欲しいような年でもないけど、家事をやってくれるだけでも十分かも知れませんね。
たま

たまの感想・評価

4.0
アンドロイドとの恋愛。

またかという感じだったけど、よくあるアンドロイドものでも恋愛ものでもなく深かった。

ベルリンの博物館で楔形文字の研究をしている学者アルマ。
アラフォーで美人だけど地味で、過去の恋愛を引きずっている。

アルマは研究資金を稼ぐため、ある企業が実施する実験に参加することになりる。
彼女の前に現れたダン・ブラウン演じる男性トム。
実は、アルマの性格とニーズに完璧に応えられるようプログラムされた、高性能AIアンドロイドだったのだ。

ルックスもさることながら、恋愛テクニックも完璧。
豊富な知識も持ち合わせている。

アルマはやトムの存在を受け入れようとしない。そもそもその実験自体に懐疑的だったから。

確かにトムは完璧な恋人。痒いところにも手が届く。実際の恋人はどんなに頑張ってみたところでこうはならない。
それでも人間は与えられるだけでは満足出来ない。
好きな人を知る喜び、与える喜びも恋愛なのだ。

痴呆症の老父にも手を焼きにながらも、無償の愛情を注ぐアルマ。厄介な父の存在も、身の回りの物ひとつひとつがアルマにとって全て価値のあるもの。

AIには理解しづらい感情だと思う。

元彼の新しい恋人の妊娠に傷ついたアルマは、トムに心を許してしまう。そんな自分にまた戸惑う。

ダン・ブラウンの青い瞳が、アンドロイドっぽさを引き出している。
ときどきあるぎこちなさと共に。
“イギリス訛りのドイツ語”に関しては、分かるよしもなかったけど。

もし、自分だったらトムにどんな感情を持つのだろうか…
とても考えさせられる映画だったけど、近未来はこんなアンドロイドで地球は溢れているのかもしれない…そんな恐ろしい予感も…
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