アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイドに投稿された感想・評価 - 2ページ目

「アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド」に投稿された感想・評価

おさ

おさの感想・評価

3.7
ゆっくり進む感じが良かった。
ハイスピードすぎず、優雅な速度。
アンドロイド憑きのみなさんお幸せに💖
sora

soraの感想・評価

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彼女の性格謎い。ただ、ホログラムにはしゃいでるシーンとかあったので心を開いたらもう少し可愛い人なのかもしれない。ロボット側が作り込まれているから人間の普遍性がすごく伝わる作品。現実的な雰囲気作りに拍手✨
願っているけど願っていない、求めているのに求めてない…なんて人間は難しい生き物なんだろう。
ドイツよりフランス映画感を感じました☕️

ストーリーは別にして、ロボット彼氏感がすごかった!彼氏というかもはや執事。なんでも受け入れてくれそう…優しいキャラクターでした😌
(ダン・スティーブンス愛が強すぎて評価はバイアスがかかっています)

やっとアイム・ユア・マン観れたんだよー!!映画観る前からパンフ買うのは当たり前!!
ダンたん最高😭しゃべり方がすごい優しくて何でもないシーンで1人で涙ぐんだのは私です🥲
本当にすごい俳優さんだわ、話し方とか毎回違うくらい演技うまいし、ドイツ語もフランス語もできるし、かっこいいし、もうどういうことですか!!
白湯

白湯の感想・評価

4.0
「必要」か「必要じゃない」か、「あり」か「なし」かでしか考えないのはすごく寂しい気がしちゃうな。

自分の状況や感情を淡々と言葉で表してくれるのはすごくありがたいし、「そう言われるとたいしたことじゃないな」って感じたから、迷った時に助言してくれる「もう1人の自分」としてそばにいて欲しい。

音楽がすごく好みだった。
tych

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4.0
ロードショーで鑑賞 ICH BIN DEIN MENSCH 2021年 107分。ベルリンの博物館で楔形文字の研究に打ち込む中年女性アルマ博士 研究資金のため アンドロイド トムと3週間過ごすことになる。アルマの要望に応えられるようにプログラムされたトムは博識 明晰 包容力もある。同居当初は強いストレスを感じるアルマだが 次第にトムをパートナーとして認めていく。「想像しうる最も悲しいことは?」「独りで死ぬこと」等 会話も胸に沁みるし、アルマ役M・エッゲルト、トム役D・スティーヴンスそれぞれにハマり役、ペットに加えてアンドロイドが家族の一員となる日も近いかと思わせる。

このレビューはネタバレを含みます

新しい題材ではないが、私のオールタイムベスト

日本の予告編では恋愛が前面に押し出されてる(まあいつものことだよ)けど、もっと普遍的で哲学的な問いかけを持つ作品でした。

全て自分向けにカスタマイズされたトムとの暮らしは「自分と対話しているだけ」と悟るために、アルマは賢く、傷付いた経験のある独立した女性でなければならなかった。
と思います。それである意味救われてしまうのを自覚する必要も含めて。

ラストは主演二人の間でも解釈が異なるらしく、余白を残した演出が良く作用していると思います。
"未来を築くには過去が必要"
アルゴリズムの先を問われた。
もう数十年が経てばまた思うことがありそう、このままの私生活とこれからの時代が詰んでけば。
サントラがすっごく良くてアナログ欲しい。
トム

トムの感想・評価

3.2
予告からすでに眠すぎて導入部分は半分夢見てた気がする。
自分の好みに合うように設計されたAIの恋人とかめちゃくちゃありがたいですけど。
GreenT

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2.5
主人公のアルマは考古学者で、粘土板に書かれた象形文字?みたいのを翻訳する仕事をしている。上司に3週間アンドロイド恋人のテストをすれば、粘土板を見に行く旅費を出してやると言われて承諾する。

アンドロイド恋人のトムを演じるのがダン・スティーブンスという俳優なのですが、『ザ・ゲスト』というアメリカB級映画で際立っていたので、ドイツの映画に、しかもアンドロイドの役!ということで俄然興味が沸きました。

まーそしたらやっぱり!機械っぽいところがめちゃ笑えて、最初の15分くらい面白かったです。

これiMDbでも7.1/10とすごい評判良くて、例えば

「オリジナル、詩的、そしてディープな作品。ロマンティックなストーリーはブリリアントだし、哲学的で、ヒューマニティとはなんなのか、ロボットは人間を幸せにできるのかなど、色々考えさせられる。」

とかって言われているのですが、私は「?」って思いました。

だって、アルマって女の人、最初からアンドロイドに懐疑的なんですもん。なんかどーも、最初にアルマがアンケートに答え、その個人情報を元にアルマを幸せにするためにプログラムされたアンドロイドを作り、それをテストするってことらしいのですが、寝室は別、一緒に行動しないで、コーヒーショップで一日待たせたりする。

トムの寝室は物置きなんですよ!しかも雨の中何時間も待たせる。「でも機械だから何も感じてないんでしょ」みたいな・・・。お前のヒューマニティを疑うよ!

アルマが家で一生懸命仕事をしていると、トムはお風呂にバラの花びらを浮かべ、「少しリラックスした方がいいよ」と言うんだけど、するとアルマはそういう歯が浮くような行為に逆ギレする。

「ドイツ人女性の98%がロマンチックなお風呂を男性に用意してもらいたがっている」っていう統計からこういうプログラムがされているらしいのだが、これは「アルマ個人用」ではないよね?こういう「一般的」なプログラムは成功しないってことだ。でもこれは「ロボットは人間を幸せにできるのか」とは関係ない。生身の男でもこういう浅はかなことをすることはある。

アルマが明らかにトムを拒絶しているのは、この歳まで独りモンなんだから、多分過去になにかあったせい?それか、3週間のテスト期間が終わったら返さなくちゃならないのに、恋に落ちちゃったら後が辛いから、とか「いわゆる恋愛トラウマ」で心を閉ざしちゃってるってことなんだろうけど、相手に対する思いやりはないのかね?

だってトムは、そんな「自分を必要としていない」人にテストされ、テスト結果「アンドロイドなんてダメ」ってダメ出しされたらどういう運命が待っているのだろう?って思わないのかな?ロボットだから、感情がないからいいの?私はぬいぐるみとかでも捨てたりできない。「作り物でも情が湧く」ってのが「ヒューマニティ」なんじゃないのかなあ。

アルマは「自分を幸せにするためにパーフェクトにプログラムされた機械で人間は幸せにならない。ヒューマニティとは『幸せになりたい』と常に追い求めることだから」とかって言うんだけど、私は違うと思うなあ。

まず、アンドロイドのプログラムの仕方が間違ってるでしょ。「ドイツ人女性の98%が・・・」みたいな統計でプログラムされても「歯が浮く」ような感じになっちゃう。もっとパーソナルだったとしても、アルマが好きな詩を憶えている、とか、そういうことではないし。

容姿が好み通りに作られているっていうのも、それは最初の「魅かれる」要素ではあるけど、長期の幸せ要素ではない。好きな詩とかそういうのも、最初のコネクトには重要かもしれないけど・・・。そんなの人間同士の恋愛で十分分かっていることではないか。

この時点でこのアンドロイドは「幸せ」のためにプログラムされていない。

しかし例えプログラムが完璧だったとしても、「自分を幸せにするためにプログラムされたアンドロイド」では、人は幸せになれないと思う。だって、人の幸せっていうのは「自分が相手を幸せにできた」って思えたときに感じるものだと思うんだよね。

だからアルマのような人間は、相手が機械だろうと生身の男だろうと、幸せにはなれない。だって自分が相手を幸せにしようと思ってないんだもん。

アルマの恋愛のトラウマ、喪失感や将来に対する不安も徐々に明らかになっていき、それで恋に落ちたくないって抗う気持ちは分かるけど、それがトムを邪険に扱う正当な理由にならないので、主人公があまり好きになれない。

アルマが最後アンドロイドを受け入れたのか、受け入れないのか、曖昧な描写でバサっと終わるのはなかなか面白い作りだったけど、そもそも模索しているテーマがハッキリしないのでインパクトは弱かった。
亘

亘の感想・評価

3.7
【理想の相手】
考古学者アルマは、AI研究のテストとして”理想の恋人”アンドロイドのトムと出会う。 彼女はあくまで試験のためとしてトムとの同棲を始める。初めはトムのことをロボット扱いしていたアルマだったが、次第にトムのことを気にかけるようになっていく。

AIロボットとの恋愛をテーマに描いた作品。同様のテーマで言えば『her/世界でひとつの彼女』があるけれども、本作の方が「理想の相手とは?」ということを主題に置いているような気がする。『her~』の方では主人公が完全にAIと恋に落ちて、恋した時のフワフワしたような状態を描いている。一方で本作の場合アルマは、恋愛ではなくお見合いして一緒に暮らし始めたような状態。だからこそ「理想の相手」について一歩引いた目線で俯瞰できているような気がする。

アルマはAI研究のテストでA Iロボットのトムと暮らすことになる。トムとの最初の接点は、とあるダンスホール。トムの方が紳士のように優しくアルマに話しかける一方で、アルマは突然暗算の問題を出したりする。ただその後トムにエラーが発生してしまう。この冒頭の出会いのシーンは、観客にちょっとした違和感を感じさせるうまい演出。後日改めてアルマはトムを改修に向かい、トムとの生活が始まる。

とは言えアルマはトムをロボット扱いしている。寝室は別々だし、他の人への紹介にも困っている。一方でトムは毎朝アルマよりも早く起きて(起動して)朝食を準備する。部屋の片付けもすぐに行うし、もし気に食わなければ元に戻す。アンドロイドだからこそ不満を持たずになんでもやりながら、アルマの好みを学ぼうとしている。”理想”ということでやりすぎなところはあって、「93%のドイツ人女性が望む」というバラ風呂のシーンはシュールで面白かった。
しかし研究室でのシーンから流れが変わる。アルマがトムを研究室へと連れて行ったところ、彼は楔形文字を見て瞬時に全世界の論文を検索し類似の研究が既に海外でされていることをアルマに伝える。これはトムからすればアルマのためを思っての行動だろう。しかし彼女にとっては年月をかけての成果が崩れ落ちる瞬間であった。ここから真面目でかっちりしていたアルマの枷が外れてしまう。

ここからアルマのトムに対する接し方が人に他する接し方のようになる。とはいえこれはアルマの空虚感を埋めるため。特にアルマがトムをベッドに誘うシーンはその象徴の1つだろう。空虚を埋めるためとはいえ、”恋愛”という点で言えば本作の本当のスタートはここからかもしれない。ただアルマの誘いはトムのプログラムでは許容できず、アルマはさらにもやもやをためていく。

さらにもう一つの重要なシーンは、初めてのセックスだろう。一度断られた彼女はついに念願をかなえるわけだけど、翌朝に彼女は虚しさを覚える。確かに彼女の欲は満たされたのかもしれないけど、アンドロイドに対する思いやりはできないのだ。アンドロイドならばどんなに不味いものも食べられるし、最悪食事しなくても問題ないし不満も覚えない。人間相手であれば、相手に配慮して相手が喜ぶ姿を見ることも嬉しくなるがアンドロイド相手の場合それもない。つまりトムとの関係では、通常の恋人との関係で得られる喜びは得られないのだろうか。
その後のトムがいなくなったシーンも印象的で、アルマが喪失感を覚える一方で同様にアンドロイドを伴侶にする高齢男性の幸せそうな姿も見る。結局のところ幸せをどう捉えるのかということなのかもしれない。

終盤のアルマがトムを探しにいくシーンは、アルマにとってそして本作にとっての一つの結論だったのかもしれない。アルマは「相手が自分に合わせてくれるだけでは理想の関係は結べない」とAIテストについて報告をする。これは理想の関係性には相互に思いやりが重要ということなのだろう。極端に言えば、アンドロイドのように”配慮しがいのない相手”だったら理想の恋愛ができないということなのかもしれない。一方でトムは、相手がいないと生きられないような関係が愛だと言う。これはある意味アルマの結論に対する反論かもしれない。確かに自分に合わせてくれるだけでは理想の関係性ではないのかもしれないが、もし相手が自分にとって不可欠だったらそれは愛なのだろう。

ラブストーリーの華やかさはないものの、一歩引いた目線で恋愛を考える良作だと思う。そして何よりもトムを演じるダン・スティーブンスの演技が素晴らしい作品だった。

印象に残ったシーン:バラ風呂にトムが入るシーン。アルマがトムを探しにいくシーン

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