言葉・建物・人間
2021年 ドイツ作品
言葉
紀元前数千年の象形文字
2千?年の近未来のAIが出力する言葉
「太古の昔から言葉は深淵だった」
遠大な時間を描いた脚本が
この言葉に説得力を…
⭐︎アンドロイド人間の登場で、人間が欲望を全て手に入れて依存する近い未来の世界を描いた、社会的テーマのロマンス作品。
⭐︎序盤から見た目に反したAIらしい、抜くことを知らない絶妙な無機質さのある会話…
ずぅっと平坦なテンションで退屈してしまった。
途中2人の仲が深まると言うか、トムを受け入れ始めたときのほっこり感はよかったけども。
結局受け入れたくない、受け入れられない、受け入れたいの一人芝居感は…
副業で高性能アンドロイドと過ごす女性のSFロマンス
アンドロイドは自分の好みにインプット出来るので 理想的に仕上がるのは仕方が無いこと
側にそんなモノが居たら リアルに恋愛は無理なのでは
出来の良…
価値は相対的なものだけど本人にとってだけは絶対で、今まで積み上げてきた自分の中にだけ宿るもので、自分の痛みはどこまでいっても自分だけのものなのだから、ロボットに言語化されてなんだか薄っぺらくなったよ…
>>続きを読むなかなか沁みる良さがあった。
アンドロイドというとっくに擦られまくっていて斬新さを感じないSFテーマだけれど、ハリウッドや日本ものではこういう雰囲気はなかなか出ないだろうなぁという魅力があった。
…
アメリカ帰りの機内での鑑賞。
てことで眠気との戦い。
何度も寝てしまい、細切れで鑑賞完了。
なので、感情移入はできなかったんだけど、AIと人間の付き合い方を考えさせられる。やっぱ寂しくなるんかなぁ?…
思考、感情、言動に揺らぎがあるヒト。その不完全さを排除したアンドロイドを生涯のパートナーに選べるか。
きっと遠い未来は考え方や環境も変わり、その選択肢が『あり』となる日が来るけど、生きてる内には立…
このレビューはネタバレを含みます
予想では、もっとラブコメで軽いノリかと思ったら、主人公の女性が考古学者で、恋愛なんて、機械なんて、というタイプで面白かった。初っぱなからエラーを誘発するような質問(そんな意図は無かったと思うが)して…
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