健一

イントロダクションの健一のレビュー・感想・評価

イントロダクション(2020年製作の映画)
2.0
あれ? キム・ミニ主役じゃないじゃん!
もう飽きた?😅

数年前にホン・サンス監督&キム・ミニ主演作を立て続けに観て あまりのアホらしさに『もう二度と見ない』と誓ったのに、もうその誓いを破っている わたくし。😅
昨年観た「逃げた女」はそこそこ良かったので 今年もホン・サンス監督作が連続上映されるということで、猛暑日の中 劇場へ。

ベルリン国際映画祭にて脚本賞を受賞した本作。
昨年、たしか監督賞を受賞してるから もしかしたらホン・サンスって凄い人なの?

モノクロ映像、短い尺、想像力を掻き立てられる会話劇。
数本観ているとだんだんクセになってくるから不思議だ。

若い男女、冬の韓国、迷える将来。
ハグするふたり、そして.......たばこ🚬。

たわいもない出来事、誰にでもある日。
時間を逆行しているのか?
そのまま進んでいるのか?
とことん観客を迷わせてくるホン・サンスの新たな演出。
脚本賞受賞って言うけど、そもそも脚本なんてあったの?
行き当たりばったりで撮影しているだけでは?と疑いたくもなる🤨。
むしろ 撮影、編集のほうが素晴らしいと思うが。

主人公の青年が一体何がしたいのか全く分からない。
その行動は最初から最後まで。
周りの人達はただ 振り回されているだけなのか・・・

ホン・サンスの作品は考えてはいけない。
他人の人生を覗き見しているかのように目の前の映像をただ観察していればいいのだ。
たから彼の作品は尺が短い。
間が持たないからだ。
モノクロ映像にしたのは正解。
やっぱり彼の作品はモノクロ作品が最も印象に残る。
ホン・サンス作品に免疫力が無い方にはとてもオススメ出来ない作品。


2022年 6月30日 11:45〜
ヒューマントラストシネマ有楽町screen 1
💺162席
客入り 50人以上は居たような。😵

この後「あなたの顔の前に」を観ます。
久しぶりのハシゴ🪜。
健一

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