にょいりん

イントロダクションのにょいりんのネタバレレビュー・内容・結末

イントロダクション(2020年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

繊細な一人の青年の人生とintroductionという単語の多重な意味(導入、序奏、入門、紹介 等々)が符合する三つの場面が空白を置いて並べられ、映画では描かれないその空白が想像され淡く残る

終盤に別れた恋人と浜辺で会うのが謎に思ったけれど、順行時系列で時間が少しトンでいるだけで、酔い覚ましに車で休んでいる時にたまたま元恋人を見かけたと解釈した
ホン・サンス映画のスリリングさはこういうところにある