ベルリン国際映画祭金熊賞受賞作品🏆
その他、世界各国の映画祭を騒然とさせた禁断の作品⚠️⁉️
ルーマニアの鬼才ラドゥ・ジューデのパンデミックと卑猥をテーマにした人間ドラマ😷🔞
このシンプルだけど、物凄く卑猥さ漂うジャケに惹かれて鑑賞 ▼ 👀
夫とのプライベートセックスビデオが、意図せずネットに流失してしまった名門校の教師エミ🙈💦
生徒や保護者の目に触れることとなり、責任の所在や彼女の処遇について保護者が開かれる等、その対処に追われる姿を描く💦
あらすじだけだとサラッとしてて106分も何を描くのかな?と思ったら、3章立ての凝った構成☝️
エミの話は1章目と3章目。
冒頭からいきなり激し目なセックス描写が展開されて面喰らう🤪
流出してしまったセックスビデオの中身ということなのだが、無修正で色々ポロリンしてる上、ばっちり合体箇所もクローズアップして見せられる仕様🤪
どうやら日本で劇場公開されたのはR-15指定の「監督<自己検閲>版」で、私が観たJAIHO配信版は各国の映画祭で上映されたR-18のオリジナル版だったようだ🔞
サラッと調べた感じだと監督検閲版はモザイク掛かってるのかと思ったら、映像なしの音だけになってるらしい🤔?
その後、コロナ禍の街を陰鬱に彷徨い対処に追われるエミの姿を淡々と映すけど、街の人々もなんだかイライラしてるというか殺伐とした情景があったり、突然エミに声を掛けてくるおじさん🌹や猥雑な罵声を浴びせる老婦人等、とにかく異様。
コロナ禍だから皆んなマスクしてるからなんか抑圧されてる感が増すのかな。
2章目は小休止的に、「逸話 兆候 奇跡の簡易版辞書」と名付けられた文言集📕
アルファベット順に紹介されるキーワードたちは卑猥を解読するために逸話を並べたもので、ブラックジョーク的なものや格言めいたもの、差別的だったり、それホント…!?って怖め社会問題提示なんかもあり、ルーマニアの今の姿や歴史に言及していくような、バリエーションに富んだ内容に。
ルーマニアについて何も知らないので、なんか監督の個人的な視点偏ってるのかな?って思うところもありつつ、このパートが1番面白かった😇
3章目でやっと保護者会でエミの処遇を話し合うのだけど、人はこんなにはっきりと目の間の他人を糾弾するもんなのかと思うくらい白熱してる🔥😡
保護者会中に動画を確認しましょう▶️はあり得ないし、シュールだったな🤣
やり取りに滑稽さもあるし、なんか論点ズレてる感じもありつつ、喜劇的に着地するのでこの3章は盛り上がる⤴️
リアルに考えて親の言ってることも分かるし、教師も1人の人間なんだからと思うと、どっちの立場の主張も分からなくはない😇
かなり過激な作品だったことに間違いはないが、これが金熊賞とは…😇
へー凄っ…