ダニエル・ウー目当てで鑑賞。
当時45歳にして、「前髪ぱっつんのウルフカット」という衝撃スタイルの凶悪強盗犯を演じる。
でも、イケメンは何をやってもイケメンなので、来週からは俺もこの髪型で社会人をやっていきたい。
あと俺もウーさんにうどん奢られたい。
片や警察側は、ガイ・リッチー版のシャーロック・ホームズばりに先読み術を発揮してできるやつ感出しまくってくるんだけど、結果10年間逃げられ続けてるわけで、むしろその演出逆効果じゃね?と思った。
内容は中島みゆき「糸」ぐらい採用されてきた、『ヒート』のそれ。
ウーさんに恋愛要素を持たせ、そこが綻びとなる点までオマージュしてくる徹底ぶり。
でも、それが逆に漢臭さというか、“対決” の熱さを阻害していた気がするので、その辺のバランスの巧さがやっぱり、ジョニー・トー、ベニー・チャン監督らレジェンドとその他監督の差だよね。
ただ、アクションは全体的に、特にラストの銭湯でのタイマンが良い!
本気全裸 “マジゼンラ” でタイル張りの床や柱にぶつかったり、水栓をぶち壊したり、撮影技術(隠し方)込みで「凄い!痛い!!胸熱!!!」てなった笑