くろねこヤマ子

明け方の若者たちのくろねこヤマ子のレビュー・感想・評価

明け方の若者たち(2021年製作の映画)
3.7
夢みる大学生から社会人へ。
若者たちが現実を
知ってゆく様を描く物語。
並行して進む甘酸っぱい恋もまた。

呑んだくれて明ける空も
ハイボール缶片手の夜の公園も
はしゃぐ歩道橋も。
王将もビレバンも
わかりやすいエモさ。

明大前は私には分かんない。

薄っぺらいけれど、
薄っぺらい感じも今っぽいし
まぁリアルなのかもなーって
そんな風に思うわけです。

ただ結菜ちゃんと匠くんの
「バスローブのまんま」はエエのん?
見せろというのではなくて、
シンプルに変じゃね?
見せNGなら他の演出はなかったものかと
スルスルと冷めてしまった。

結菜ちゃんの天真爛漫な感じは
可愛かった分、残念。
黒目がちな眼で突き放すのも良かった。
ああいうのやってみたい(やれない)

スピンオフも観よう。