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ナマステ・ワハラ ~トラブルよ、こんにちは~のKSのレビュー・感想・評価

3.5
本作の見所である最後の男性側の母親のセリフは爽快だが、それまでの彼女の行動から急転直下すぎて、最後の帳尻合わせにしか思えなかったのが残念。

でも、エンドロールをみていると、彼らの母親のようになるのは、経験がある事でその人にとって足枷になったり、諦め(ワリキリ)にも繋がるんだろうなとか、そうした諸々を描写を優先したからこうした作りになったのかなとも思った。

エンドロール後の冠婚葬祭における慣習の違いはなかなか厄介だろうなぁと苦笑いしたが、トラブルが起こってはじめて対話が始まるという事を含めて、“トラブルよ、こんにちは”なんだろうなと。
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