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茜色に焼かれるのreifのネタバレレビュー・内容・結末

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

「水曜日の知人」は、まじめな社会派のようです。邦画はゲロ吐きそうに画面が汚い。昨日のノルウェーの美しさと比較してしまう「日本の汚さ」。この中で生きてるんだよ、俺たち。死ぬか狂うか宗教行くか、あーわかる 100% 同意よ良子さん。わたしは狂う選択肢でした。
尾野真知子はそんなに好きじゃなかったりする。よくわからないのだが、しっくりこない。ケイちゃんでしょー、最高に男前だよ。魂に性別はない、と言ったのは安冨先生です。永瀬正敏はお久しぶりで、「こうなってんのね」みたいなまあ、「いい役しかしない」和製ブラッド・ピットになってた。相変わらず滑舌が悪い鶴見辰吾は顔が崩れないな。好きですよ(顔が)。
話は悲惨でそんなの知ってるし、僕はヒューマン・ドラマがダメなのだよ明智くん。「シングルマザー死ねって日本が言ってる」って知ってる? 知らない方は読むとよいね。この映画の中での「ルール」という言葉の多重性が不気味だった。まあ、ルールを敵視しすぎると轢き殺されたりするぞという教訓を含んでいるのかも。ちなみにわたくし一昨日、人生初の職務質問を受けました@新宿。
最後のアングラ劇はヒーヒー笑って大変でした。人間ってほんとに愛しいよな、惨めで。と思えました
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