1942年スイス・ベルンでフランス大使の主人公が回想するのは、10年前に赴任地の北アフリカの街で狂わしいほどに入れ込んだ1人の女性の事だった…。初ダニエル・シュミット監督作品。女性に耽溺する愚かな主…
>>続きを読む「何も考えてはいない」こと、「あなたが望む女」であること、そうした空虚ほど途方もない秘密を抱えているように見えるものもない。むしろそうした秘密は隠されることなく、秘密のままで皮膚を裏返されたかのよう…
>>続きを読む若い外交官が人妻を狂おしい程に愛し、落ちていく原作未読のメロドラマ。
破滅していく男と、本心がなかなか見えない妖艶な女。
光と影に魅せられる。
本当に画面が美しい。
交わり中、女の片方の乳房が少しず…
青と緑の画面、ほとんど流れない劇伴が特徴的に映画の統一感を作ってる。ストーリーはほとんど無く、ただ外交官の男が謎の女に骨抜きにされるだけという。それでも目を離せないのは主演2人の存在感ゆえか。面白か…
>>続きを読むポール・ボウルズのインタビュー記事を読んだのでモロッコを感じたくて鑑賞(エリアス・カネッティの『マラケシュの声』も図書館で借りる予定)。
たしかバロウズが『裸のランチ』を書いたのもモロッコだったし、…
ジュリアンはクロチルドにどんどん沼っていく、仕事も手につかないほど彼女だけを追いかけるが彼女が手に入ることはない。私にはクロチルドの魅力が全く分からなかった。すごく空っぽで中身のない、いろんな男を誑…
>>続きを読む©1982/2004 T&C FILM AG, Zuerich © 2020 FRENETIC FILMS AG.