ヘカテ デジタルリマスター版に投稿された感想・評価 - 3ページ目

『ヘカテ デジタルリマスター版』に投稿された感想・評価

寝食も忘れるほどに溺れてしまうような恋愛を体験した人には、この男の苦悩がわかるんだろう。

ヘカテという題目のように彼女は誰にでも愛される美しい女神のような存在、神々しくも感じる。
色彩の対比が印象的。
vodka

vodkaの感想・評価

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物語の通りに、映画に恋焦がれ映画に愛されようと必死になっているような具合、いい意味で。官能さが洗濯されて夜風に靡く。
mtmt

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3.7

1942年スイス・ベルンでフランス大使の主人公が回想するのは、10年前に赴任地の北アフリカの街で狂わしいほどに入れ込んだ1人の女性の事だった…。初ダニエル・シュミット監督作品。女性に耽溺する愚かな主…

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inu

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3.5
ボソボソ喋るハスキーボイスや、スレンダーな身体にピタリと張り付くドレスやらが、すごく知的なセクシーさでとっても官能的

「何も考えてはいない」こと、「あなたが望む女」であること、そうした空虚ほど途方もない秘密を抱えているように見えるものもない。むしろそうした秘密は隠されることなく、秘密のままで皮膚を裏返されたかのよう…

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むんむ

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4.1

若い外交官が人妻を狂おしい程に愛し、落ちていく原作未読のメロドラマ。
破滅していく男と、本心がなかなか見えない妖艶な女。
光と影に魅せられる。
本当に画面が美しい。
交わり中、女の片方の乳房が少しず…

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Capri

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3.6
モロッコの太陽が落とす影と夜の湿っぽい色が綺麗。クロチルドのセリフは深そうで浅くて、でも経験に照らすとやっぱり深いかもしれない、、と考えさせられてる時点で私も地獄の女神の深みにはまりそう
梅田

梅田の感想・評価

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青と緑の画面、ほとんど流れない劇伴が特徴的に映画の統一感を作ってる。ストーリーはほとんど無く、ただ外交官の男が謎の女に骨抜きにされるだけという。それでも目を離せないのは主演2人の存在感ゆえか。面白か…

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だいご

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2.9

ポール・ボウルズのインタビュー記事を読んだのでモロッコを感じたくて鑑賞(エリアス・カネッティの『マラケシュの声』も図書館で借りる予定)。
たしかバロウズが『裸のランチ』を書いたのもモロッコだったし、…

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ノノ

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4.5

ジュリアンはクロチルドにどんどん沼っていく、仕事も手につかないほど彼女だけを追いかけるが彼女が手に入ることはない。私にはクロチルドの魅力が全く分からなかった。すごく空っぽで中身のない、いろんな男を誑…

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