悪い奴ほどよく眠るの作品情報・感想・評価

「悪い奴ほどよく眠る」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

胸糞案件でした。
あの下痢便重役ども以外誰も救われなくて
久々にレーザーディスクを破壊したい
レベルでムカつきました。
あと救いだったのがメガネのミフネがカッコイイ。
goo

gooの感想・評価

4.4

このレビューはネタバレを含みます

「悪い奴ほどよく眠る」このタイトルに目が惹かれて観ました。
社会派の一作ということで最初は面白くないかもと思っていましたが次第に見えてくる関係性とバックボーンでどんどん面白くなっていきました。
三船敏郎の西はいつもとは違う格好よさで今までの黒澤作品でも新鮮で好きな人物でした。
板垣のラストの気迫も岩渕の悪が溢れて出てくるところもあり見所の多い作品でした。
観ているとどうしてもイライラはしてしまいます
ですがその分、見事に「こうなってたまるか」とパワーを貰いました。
akira32

akira32の感想・評価

4.5
初めての黒澤作品
汚職事件に切り込んだ社会派な一本。不正入札の陰謀によって父親を失くした男が組織に復讐をしていくフィルム・ノワールでもある。
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本作は結婚式から幕を開ける。この入りは『ゴッドファーザー』に影響を与えたという。華やかな祭式の裏に2つの陰謀が蠢く。それは汚職を画策している組織上層の陰謀、そして彼らへの復讐を誓う男の陰謀である。

本作のタイトル『悪い奴ほどよく眠る』。これが示唆するのは、社会悪の根源たる人物ほど階級が高く、枕を高くして眠っているということだ。ラストシーンの電話がまさに象徴することであり、本作の悪の親玉・岩淵に更に上がいることが突きつけられる。本当の悪は、物語に顔すら登場しないのである。

そして、「あなたは騙されてはいけないのだ」という強いメッセージ。本作の「一筋の光明」たる純粋な女性・佳子。彼女の存在が悪人を改心させるかとも思ったが、むしろ逆だった。最後は佳子のほうが狂ってしまうのだ。ただ善人でいても社会は変わらない。身を守るためには、疑わなければならないである。

汚職事件は世の常でもあるが、ここ数年は特にそれが報道されることが多いと感じる。間違いなく現代においても観る価値のある作品。本当に身が引き締まる。

『犬ヶ島』への影響は云われてみればという感じ。
タイトルの通り。

でも、昔と比べて今はまだ眠れなくなっているような。
al

alの感想・評価

4.3
圧倒的緊張感、念入りに作り込まれたプロットに役者の熱演。大げさながら息もできないくらい夢中になった。人物相関が一気に語られるオープニングから面白すぎる!冒頭からぐいぐい引き込まれた。

今回の三船さんは公団の秘書西役。一見地味役かと思ったが、西が覚醒すると共にやはり圧倒的な風格。
ストーリーはどんどん歯車が狂っていき、観てるこっちが願っていたものが次々に崩されていく…笑
森雅之、志村喬など汚職まみれの幹部役がかっこよく、藤原釜足と西村晃の鬼気迫る熱演は見事。

社会派エンタテイメントの傑作。
moe

moeの感想・評価

4.3

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悪を潰そうとする正義が潰される。
最後がハッピーエンドに行かないのがなんとも皮肉で現実的。もしハッピーエンドならば観客は安心してこの映画で定義されている問題について深く考える可能性は低くなるだろう、世の中に対し疑問を抱くことの大切さ、何が悪かを見極めろと伝わってくる映画だった。

人物の性格の二面性を表すような鏡の使い方が印象的。タイトルが二度出るのも良い。
Kazooki

Kazookiの感想・評価

4.0
クロサワ映画というと「社会派でしょ?」と思われがちですが、ちゃんとエンターテイメントしているから、皆んなに愛されてるんですよ。と言いたくなる映画。
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