にっきい

ゴッドスレイヤー 神殺しの剣のにっきいのレビュー・感想・評価

2.5
美人だけど声が特徴的なヤン•ミーさん。

てっきり韓国ファンタジーだと思って観に行った作品。
中国映画でした。

投石オヤジの話し。
これ"執筆した事が現実に影響する特殊能力を持つ作家"とか宣伝されてますが、影響受けてるの1人だけだし、そもそもそれも事実ではなさそうなんですけど。
投石が得意な男が6年前に行方不明になった娘を探して、人攫いを捕まえる。
一瞬の隙をつかれ犯人は逃げ出し、駆け付けた警察には犯人と勘違いされ逮捕されてしまう。
護送途中、謎の女性に助けられてたのだが、ある条件を突きつけられ…、って話し。
主人公がやたらと投石のコントロールが良くてほぼ百発百中なんですが、理由が描かれてないのでリアリティが無い。
しかも冒頭の1回だけやったけど石の軌道や運動量やエネルギー的なのが画面に表示されるって何の意味?
実際は一瞬だったから何が書いてあったから分からんけど、放物線が描かれてたから石の動きに関することなのは確か。
謎の女のバックには大富豪が居て、ある小説家の書くネット小説のラスボス赤髪鬼が攻撃を受ける度に自分もダメージを受けてしまう。
書くのをやめるよう頼んだが断られたので殺してほしいと頼まれる。
って、そんな曖昧な因果関係で殺人っておかしいやろ?
でも娘を助けたい一心で引き受けてしまう主人公。
そして作家に近づくんだけど一般人が何の恨みも無い一般人を殺すとか普通出来ない。
何度も躊躇っているうちに小説の中で赤髪鬼を倒そうとしている主人公と共に旅する少女が、行方不明になった自分の娘ではないかと思い出す。
小説の中では赤髪鬼と言う神のような存在を倒すファンタジー時代劇、現実世界では誘拐された娘を探すサスペンス劇が同時進行し面白く出来そうな設定なのに、何故か盛り上がりに欠ける。
どちらの話しも現実味が無いのが原因だと思うけど、CGのクオリティがゲーム見てるような低さ。
本国中国では興収168億円以上の大ヒットらしいけど、日本ではミニシアターでの上映、しかも公開初日なのに観客2人だけ…。

これ観た日(2月11日)は京都でもまん延防止等重点措置発出中で飲食店は時短営業。
帰りに外食出来ないのでマクド(関西人なんで"マック"なんて言いませんw)のモバイルオーダーで買って帰りました。
だがしかし!
翌日に健康診断があるので昼まで絶食なんです。
13:15からなので朝早めに出かけて映画1本観るつもりなんですが、空腹で館内にお腹の音が鳴り響かないか心配です!w




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2022年2月11日
鑑賞回:16:55〜19:10
劇場名:UPLINK京都
座席情報:スクリーン2 H-6
上映方式:2D 字幕
レーティング:R15+
上映時間:130分
備考:UPLINK京都会員
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【ネタバレ備忘録】
実は大富豪はネット小説家の親と2人で起業したんだけど、邪魔になったので殺害。
その事実をファンタジー小説として世間に公表してると思い、口封じのために小説家も殺そうとしている…だと思う。
劇中は単に口封じとしか言ってないけど。
主人公は途中で偶然にも人攫いと再度遭遇して、得意の投石で犯人を捕まえ自分の娘は既に死んでる事を聞かされる。
要するに大富豪に利用されてただけで、最初から娘を助ける希望なんてなかった。
新たな刺客にやられ傷付いた小説家の代わりに主人公が小説を完成さす。
小説の中でだけでも娘と再会するために。
にっきい

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