みーのカー

アミューズメント・パークのみーのカーのレビュー・感想・評価

アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)
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・教育ビデオ用として作られたものの恐ろしすぎて封印されてた作品。急に小学校とかでこれ見せられたら確かにトラウマなるけど思ったほど怖くなかった。

・アミューズメントパークで過ごす老人の姿から、社会での老人の肩身の狭さがよくわかる。 手元がおぼつかないのに急かしたり、複雑な機器にむりやり順応させたり、全く老人に優しくない社会。そういう現状をつくったのはかつて若者であった彼らで、そのまま私たちも踏襲すれば自分も同じ道を辿ることになる。100分de名著で言っていた「若い時に抱いた老人のイメージによって自分自身の老後を苦しめる」とはまさにこのこと。

・無意識のうちに、栄誉ある老人、働ける老人など、若い世代以上に「生きる意味」で選別されてしまっている。
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