り

ブラックボックス:音声分析捜査のりのレビュー・感想・評価

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劇場の音響で重低音とノイズをがっつり浴びることができる喜び!最高だ!
いやーしかし疲れる話でしたな笑

主人公が非常に有能かつ人間的には難ありなところもありで、やっぱり妄想なんじゃない?と疑いたくなったり、もう捜査やめてくれや…と言いたくなる場面がちょいちょい訪れます。
フィンチャー監督のゾディアックとか、山田孝之さん主演の悪人みのある疲労感でした。

最後はなんとも虚しい勝利でしたね。

ラボからの逃走〜カーナビの制御が効かなくなるシーン、ここで我々のモヤっとがMAXになる(なりますよね?)わけですが、主人公も極限まで神経すり減ってたと思いますし私としてはパニックで混乱しちゃった説をおしたいです。
が、やはりポロックも見つからんし、やっぱり2人して消されてしまったのかな…?

ということで、闇を深くしすぎた結果よく分からんことになっている部分もありましたが、面白いテーマのサスペンスだと思いますし最後までハラハラできてとても楽しかったです。

ノイズ好きもぜひ劇場でどうぞ。
り