作家のニックはエンジェルという猫を飼っているのだが、このエンジェルがニックに近づく女性を次々と傷つけてしまう。
やがてニックは悪夢に悩まされるようになり、エンジェルに悪魔が憑いていると考えるようになる…という話。(たぶん)
可愛い猫ちゃんがひたすら可愛いだけの映画。
ふっくらしたお顔に宝石みたいな美しい青い目の美猫ちゃん…その名もエンジェルちゃん。
猫ちゃん以外は本当に語るところがない映画で、ニックが出版社の人に「うちの猫が…」と話している合間に女の人が襲われる場面が挟まっているだけ。
しかも実際に手を出している場面はなくて、猫ちゃんは基本的にはゴロゴロしてて、時々シャーッてしたり、可愛いお顔がアップになったり、目が赤く光ったり、目からビーム出したりしてる。
そして次のシーンには、何故か女性の舌や目玉が取れたり、傷だらけになってたり、死んでたりする…という流れ。
猫ちゃんが可愛いのでそれだけで十分なんだけども、それ以外の場面で何度寝落ちしたかわからない。
ピエロが出てくる意味もわからないし、ニックは女の人と盛り上がってる夢ばっかり見ててどう考えても欲求不満だし、神父だか牧師だかが出てくるけど別に活躍しないし、友達のアダムはただ鬱陶しいだけだし…と猫ちゃん以外に良いところがひとつもない…というなかなかに残念な映画だった。
エンジェル(天使)ちゃんに悪魔が憑りついたってことが一番面白かったかもしれない。
このエンジェルちゃんがとにかく可愛くてね…、この手の映画に出てくる猫ちゃんの中では間違いなくトップクラスの美人さん。
ということで+2.0点。