ケプの助け

SAS:反逆のブラックスワンのケプの助けのネタバレレビュー・内容・結末

SAS:反逆のブラックスワン(2021年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

無敵のソルジャーが成長するジャンル映画。
サイコパスと言われる主人公の成長?(心の変化?)が丁寧で人間味ある。
結婚を告白し、ある理由で涙する表情は意外性もあり納得もできるシーンだった。
ラストはパート2も制作可能な終わり方。妻となった彼女とのバディ感はニヤリと出来る。
テロリスト側も完全な悪では無いのが、物語を単純化させていなくて良い。
一定の良識はもっているがやり方がサイコパスなグレースルイス(敵ボス)は、応援まではいかなが見ていて同調しそうになる不思議な魅力がある。
そしてアンディサーキス演じるクレメンツがグッド。
腐っても上司を怪演。
なんやかんやあっても、しっかりと保身にはしり、そして身を守れる実力もある。
地味だが、凄い。
アクション映画としても、見応え十分の快作。
ケプの助け

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