このレビューはネタバレを含みます
主人公の裕一。前半のだらしなく何か困難があれば逃げる、を繰り返していたときは目がホントによどんで、雨の降る中行くあてもなく雨の降る中ゴミ置き場のそばで壁に寄りかかっていた時は、このままダメになるんだろうかと思えるほどだった。ゴミの中から金目のものを探す浮浪者とおなじレベルの落ちぶりだった。
それが、後半母親が倒れて以降、みるみる変わっていき、最後、彼女から別れを告げられても、前半の時のような動揺は見せず、目は輝いたままだった。
藤ヶ谷大輔。ジャニーズ所属らしいが、まだ出演した映画テレビは少なそうだけど、大ブレークしたと言っていい目黒蓮といい、また、注目の人が出てきた印象。