このレビューはネタバレを含みます
泣いた
沢山の骸の上に成り立つ今は平和だろうか
人々の涙は本当に乾いただろうか
泣きやまぬと頭を銃で撃たれる子供たち
母親からオムツを口に突っ込まれ窒息する赤ちゃん
捕虜になろうとする人をなじり叩き切る
殺すのは敵ではない
玉砕するのが善とされた中
島田知事は「生き抜いて」と人々に伝える
生きていればまた春がくる
春がくれば花が咲き人々は歌い踊りだすだろう
悲しみや憎しみだけでは生きられないから
「平和と呼ぶにはまだ遠く、歴史にするにはまだ早い」
モンゴル800が戦後70年の時に作られた歌の一節だ
大好きな沖縄
その悲しみが繰り返される事のないように
祈りを込めてウートートー